離婚をどう考えるか

こんにちは、UG探偵事務所です。
今回は『離婚』について書いていきたいと思います。

世間には離婚経験者がたくさんいます。
あなたの友人や家族にも離婚したという人がいるのではないでしょうか?

経験せずに済むのであればそれが一番良いのですが、お互いに惹かれ合って結婚をしても、ちょっとしたきっかけでダメになってしまうこともあります。

【離婚をどう考えるか】

離婚というとどうしてもネガティブなイメージが勝ってしまいますが、私は離婚に対して少し違う考え方をしています。

私は離婚を『自らの権利を守るため』のものだと考えています。
ごく一部の一方的で我儘でしかない離婚理由を除いて、離婚とは『人が幸せに生きる権利』を守るための手段の一つだと受け止めています。

例えば不貞行為(浮気)やDVはパートナーを精神的・肉体的に傷つけ『幸せに生きる権利』を侵害していると言えるでしょう。
そうした時にその権利を守るために離婚という手段があるのです。

【離婚弱者の存在】

私は探偵という職業柄、浮気調査のその後をお聞きする機会も多く、関係の修復を進めるか離婚するかで悩んでいる方のお話もたくさん聞きます。

そこで問題となるのが離婚弱者です。
そして、離婚弱者となりやすいのが女性に多いということです。

離婚するときに問題となるポイントはいくつかあります。
例えば住まい、賃貸でも持ち家でも離婚をするとなるとどちらかがその家を出て行くか、お互いに新しい住まいを探すことになります。
引越しをするのにもお金がかかり、子供の幼稚園や保育園、学校の事も考えなければいけません。
定職についていなければアパートを契約するのも大変です。

仕事もその一つ。
元が共働きであればそのまま仕事を続けることができるかもしれませんが、先に書いた住まいを移すことで通勤が難しくなることもあります。
短時間のパートで働いていたとしたらその後の生活をしていくために転職が必要となることも。
専業主婦(主夫)であれば、離婚を機に職を探さなければいけません。
子供がいれば働ける時間が限定され、職を探すのも一苦労でしょう。

他にも様々な問題が発生しますが、離婚が現実となった時、この様な問題に直面してしまうのです。

過去の依頼者の中には「離婚したいけど離婚をすると生活をしていけなくなる」という方や、高齢の方の場合「この歳になって働けない」と、離婚の道を閉ざしてしまう方も。

この様に、離婚をするか否かという問題に直面した時に、経済的な理由や仕事や育児の理由で離婚を選択できない人たちや、離婚を選択したことで窮地に立たされる人たちがいるのです。

これらの問題は簡単に解決できるものではなく、道のりは険しいものですが、世間にも少しずつですが変化も起きてきています。

ひとり親を支援する団体などもできているので、相談してみてはいかがでしょうか。

【離婚は逃げではない】

さて、ここまで離婚に対する私個人の考え方や問題だと思うことを書いてきました。
勘違いしないでほしいのは、決して離婚を推奨しているわけではないということです。

せっかく惹かれ合って夫婦になった二人、離婚せずに幸せになれるのであればわざわざ離婚を選ぶ必要はありません。

どうしてもやり直しができない時に、自分自身を幸せにしてあげるために『離婚』という最後の攻めの手があるという事です。

これらに対して様々なご意見があるかと思いますが、
こういう風に考えるやつもいるんだなという程度に読んでもらえればと思います。

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