浮気調査は依頼者の協力が必要不可欠

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こんにちは、UG探偵事務所の濱田です。
探偵が浮気調査を成功させるために欠かせないものがいくつかあります。
その中でも今回は、探偵サイドだけではなく依頼者の協力を要するものをいくつかご紹介しようと思います。

なぜ依頼者の協力が必要なのか

探偵が依頼者に協力を要する理由、
それはもちろん『依頼者が必要とする証拠をとるため』です。
それ以上もそれ以下もありません。

調査を成功させて必要な証拠を手に入れるためにも、
依頼者と探偵は協力し合って調査に臨む必要があります。

具体的に何をしたらいいの?

依頼者の協力と言っても具体的に何をすればいいのか、
初めて探偵に依頼する依頼者側としては中々ピンとこないでしょう。
調査の内容によって協力いただくポイントは少し変わりますが、
殆どの調査で必要となる『協力』について見ていきましょう。

調査していることが対象者にバレない様に!

どんな協力よりもこれが一番重要です!
調査は、調査対象者にバレない様に細心の注意を払っておこなわれます。
調査をしていることがバレてしまっては、対象者は証拠を隠してしまいます。
証拠を隠され、その後も行動を起こさなければ、確実な証拠をとることは極めて難しくなるでしょう。

では具体的にどうしたらいいのでしょうか。
対象者に調査をおこなっていることが知られてしまう原因はいくつかあります。
ひとつずつ見ていきましょう

契約書面等を見られてしまう

最初から最後まで、常に気を付けなければいけないのが契約書や名刺、その他の書類などを見られてしまうということです。

探偵と契約を結ぶと必ず契約書や重要事項説明書、誓約書の控えが交付されます。
それ以前にも探偵と会えば名刺を受け取りますね。
私共はその書類等を自宅に持ち帰らない様に、
もし自宅に持ち帰るのであれば絶対に対象者に見つからない様にと念を押しています。

人によっては職場のロッカーやデスクに保管したり、信用のおける友人や家族に預かってもらったり、
そうやって隠す場所がある人は良いのですが、隠し場所が無かったり預ける人が居ない場合、
契約書等は全て自宅に持ち帰ることになってしまいます。

ここからが問題です。
自宅にどこに隠すのか、絶対に見つからない場所、
対象者や自宅の状況によってそれも変わるでしょう。
ですが、普段生活しているなかで、大掃除や探し物でもしない限り開けない場所というのはあるはずです。
それをしっかりと見極めて、対象者の目に触れない様にしっかりと隠してください。

友人からの情報の漏洩

友人関係も気を付けなければいけないポイントの一つです。

パートナーの友人で紹介をされて共通の知人になったり、
あなた自身の友人でパートナーに紹介したりと、
共通の知人を持つ人は少なからずいるでしょう。

そういった友人からパートナーに情報が漏れてしまうことがあります。
あなたがどれだけ信用していても、
その友人が何をどう考えるか分かりません。

過去の依頼者で、実際に友人から情報が洩れて、調べていることがバレてしまったということもあります。

人の口に戸は立てられないと言います。
もし、調査をおこなうことを話すのであれば、
そこから情報が漏れたとしても仕方ないと覚悟を決めてから話すようにしましょう。

依頼者の言動にも注意が必要

探偵への依頼が済めば依頼者は当然帰宅します。
別居や単身赴任でもしていない限り、遅かれ早かれ調査の対象者も帰宅します。
家庭の状況にもよりますが、多数の方はそこで顔を合わせることになるでしょう。
その時に気を付けなければいけないのが依頼者自身の言動です。

探偵に依頼してこれから調べるという緊張感や不安から挙動がおかしくなったり、
少しでも情報を集めようと普段より饒舌になったり、
とんでもなく鈍い相手なら特に気にも留めないでしょうが、
自分にやましいことがあれば依頼者の言動にも多少気を配ります。

探偵に依頼をしたという事実まで気付かれることは稀ですが、
『怪しまれている』と感じると対象者は行動を制限したり情報を今まで以上に隠したりします。

調査を滞りなく進めるためにも対象者との関係は依頼する前と同様に保つことが大事です。

情報の共有

探偵は依頼を受け、依頼者から初期の情報を受け取るまで相手がどこの誰なのか、
どういう人物なのか全く知りません。

調査をスムーズに進めるためにも情報は必要不可欠です。
では具体的にどういった情報が必要なのか、
何を伝えればいいのか、詳しく見ていきましょう。

初期情報

先にも書いた通り、探偵は最初の情報を受け取るまでどこの誰の何を調べればいいのか知りません。
つまり依頼を受ける時点では探偵の持つ情報は『0』なのです。
そこに依頼者から情報を譲り受けてその情報量を増やしていき、
いざ調査に乗り出します。

この初期情報、とても重要です。

例えば対象者の写真、夫婦関係が険悪だったりすると直近の写真が数年前のものということも普通にあります。
そのころから大して変わっていなければまだいいのですが、
人によっては体形が大きく変わっていたり、髪型や服装、
身に着けているものが大きく変わっていることもあります。

また、写真写りは人によって差があり、
写真そのまま!という人も居れば、
写真と全然違う・・・という人も居ます。
実は、写真だけで対象者を発見するというのは意外と難しいのです。
それが数年前の写真となると尚更慎重に判別することが必要です。

自宅から調査を開始して玄関から出るところが確認できたりと、
ほぼ間違いないと判断できる状況であればいいのですが、
大きなオフィスビルから出てくるところを捕捉するなど、
複数の人物が出入りするところで捕捉しなければならないとなるとその難易度は一気に跳ね上がります。
なるべく新しい写真で、普段の様子に近いものを準備しましょう。

初期情報としてはその他にも、
勤務先や業務内容、勤務時間に残業や出張の有無、立ち寄り先や交友関係など、
対象者に関する情報はいくらあっても多すぎるということはありません。

中には話しにくい内容や言いたくないものもあるでしょう。
しかし、その情報を出し渋った結果、調査に悪影響を与えることもあります。
調査を成功させるためにも情報はしっかり伝えるようにしましょう。

情報のアップデート

情報は常に変動するものです。
状況にもよりますが、依頼が済んでから実地調査に出るまでに数日や数週間空くことも普通にあります。
その間にも情報はどんどん変わっていきます。
最初に伝えた情報から何か変わったら探偵と情報を共有するようにしましょう。
内容によってはそれで調査をおこなう日時や進め方に大きな変更が生じることもあります。

「こんなことで連絡するのは悪いな・・・」
なんて考えは完全に捨て去りましょう。

調査地や関係先には近寄らない!

依頼者としてはとっても気になる各関係先の状況、
過去の依頼者の中にも気になって見に行ってしまったという人が居ます。
でもこの行動、大きなリスクを伴うのです。

勤務先や立ち寄り先

依頼者が気にすることの一つに、
本当に仕事に行っているのか?本当は仕事は休みで浮気相手と会っているのでは?
と気になって勤務先や普段よく出入りしている場所を見に行ってしまうことがあります。

それが依頼者の生活圏内でそこにいても何も不自然ではない場所であればまだいいのですが、
そこに依頼者が現れるのがあまりにも不自然であれば話は変わってきます。

もし、調査対象者に依頼者が様子を伺いに来ていることがバレてしまったら、
調査対象者は「なぜこんな所にいるんだ?」「もしかしたら疑われているのか?」と、
警戒心を煽ることになってしまいます。

調査に警戒心は禁物です。
余計な警戒心を与えて調査に悪影響を出さないために、
調査をスムーズに進めるためにも、勤務先などへ様子を見に行くことは絶対に控えてください。

現場への接近

尾行や張り込みをおこなっている際、
当事務所では状況に応じて調査の進捗をお伝えしています。
すると、ごく稀に現場付近にやってくる依頼者が居ます。
依頼者には絶対に近付かない様にと念押ししているのですが、
いざその時になってしまうとどうにも抑えきれなくなる人がいるのです。
これもとてもリスクを負う行動です。

浮気調査をおこなう際、浮気相手がどこの誰なのかまで分かっていればまだいいのですが、
そうでない場合はホテルなどから出てきた後に浮気相手がどこに帰っていくのかを調べます。
そうしないと、慰謝料を請求するにしてもどこの誰に請求すればいいのかが分からないからです。

その場で捕まえて本人に問いただすという人も居ますが、
全員が大人しく応じるわけではありません。
逃げられてしまったらムリヤリ身体を拘束することはできないのです。
万が一無理に拘束しようものなら反対に傷害や暴行で訴えられる危険性もあります。

依頼者からすれば「この人たちが浮気をするから!」と大きく主張したいところですが、
残念ながら浮気で逮捕することはできません。
それに対して傷害や暴行は被害届が提出されれば逮捕されてしまいます。
浮気をされて逮捕までされては全く割に合いません。

悔しさ、憎しみ、怒り、悲しみ、いろんな感情が渦巻いているとは思いますが、
そういうときこそ深呼吸して、気持ちを落ち着かせて、
自分自身のためにどういう行動をするべきなのか、
しっかりと考えましょう。

不必要な連絡はしない

いざ調査が始まると、依頼者としてもその動向がすごく気になるものです。
それは当たり前のことですし、それを否定する気もありません。
しかし、問題はそこではないのです。

普段しない連絡はNG

調査中、依頼者がどうしても気になって調査対象者に不要な連絡をしてしまうことがあります。

例えば「今日は晩御飯どうする?」や、
「今日は何時頃帰ってくる?」など、
こういった連絡を普段から入れているのであればまったく問題ありません。
しかし、普段連絡なんかほとんどしない、
連絡しても事務的なやり取りだけという関係で、
いきなり上記のような連絡が来ると当然対象者は警戒します。

「普段そんなこと聞いてこないのになんでこのタイミングで?」
「もしかして浮気をあやしまれてるのか?」と、
これも警戒心を植え付ける行為になってしまうのです。

普段と違う行動は絶対にやめてください。

感情に負けて連絡してしまう

当事務所では調査が落ち着いているタイミングで依頼者に進捗の報告をしています。
その中で依頼者が動揺するのが浮気相手と接触したと知った時や、
ホテルに入ったと知ったときでしょう。

どれだけクロだと思っていても、それが現実に起きてしまうと動揺を抑えきれないものです。
その動揺に負けてもし調査対象者に連絡をしてしまったらどうなるでしょうか。

浮気相手と接触していてもホテルに入る前に別れてしまうと不貞の証拠にはなりません。
ホテルに入っていても滞在時間10分や20分で出てきてしまっては不貞の証拠とは言い難いでしょう。

その連絡一本で不貞の証拠となるかならないかが大きく変わってしまうのです。

パートナーの不貞という重大な事実を前にして動揺するなという方が無理があります。
動揺しても仕方ないのです。
ですが、自分自身のためにも不要な連絡は控えてください。

まとめ

さて、ここまで依頼者の方に協力してもらわなければいけないことについて見てきましたが、
いかがでしたでしょうか?

そんなこと言われなくてもわかってるよ!という人も居るでしょう。
ですが、そんな人も当事者になってしまうと客観的に物事が判断できなくなってしまうものです。

冷静でいることを忘れず、どうしても抑えきれないときは探偵や気の許せる友人や家族を頼りましょう。

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